
ホリスティック栄養とは?
身体だけを見るのではなく、
あなた自身を「全体」として捉える
栄養アプローチです。
私たちの健康は、身体や心だけでなく、日々の食事、生活習慣、睡眠、ストレス、人間関係、そして取り巻く環境など、さまざまな要素が複雑に関わり合っています。
世界基準のホリスティック栄養学では、身体に現れている症状だけを見るのではなく、心や精神、食事、生活習慣、これまでの歩みなども含め、一人ひとりを「全体」として捉えます。
この考え方は、「ホールパーソン(Whole Person)」と呼ばれます。
同じような不調であっても、その背景にあるこれまでの歩み、食事や生活習慣、ストレス、心の状態は一人ひとり異なります。
そのため、コンサルテーションでは、目の前の症状だけを一時的に抑えることを目的とするのではなく、「なぜ今、この状態が起きているのか」を多角的な視点から丁寧に読み解きます。
栄養や食事だけに限定せず、心のあり方、考え方、日々の過ごし方や生活習慣にも目を向けながら、今のあなたに必要な整え方を一緒に見つけていきます。
大切にしているのは、誰かが一方的に答えを与えることではありません。
答えは、あなたの中にあるからです。
ご自身の身体の声に耳を傾け、健康を支える知識や習慣を身につけながら、自分らしく健やかに過ごすための土台を育んでいくこと。
それが、私が大切にしている世界基準のホリスティック栄養学です。
「症状」だけではなく、「人」を見る。
オーストラリアでは、臨床栄養士がクリニックなどで、一人ひとりの健康状態や生活背景に寄り添いながら、栄養面から健康を支える活動を行っています。
私自身、オーストラリアで臨床栄養学を学ぶ中で、身体だけでなく、心や精神、食事、生活習慣、人間関係、取り巻く環境などを含めて一人の人を全体として捉える、ホリスティックな視点に深く共鳴しました。
症状だけを見るのではなく、その人のこれまでの歩みや今の暮らしにも丁寧に耳を傾ける。
そして、一人ひとりが自分自身の身体を理解し、日々の生活の中で健康を支える選択ができるよう寄り添う。
この学びを、日本でも一人ひとりの「自分らしく健やかに生きる土台」づくりに活かしていきたいと考えています。
ホリスティック栄養の理念
ホリスティック栄養では、ナチュロパシーの6つの原理原則を基にしています。

1.The Healing Power of Nature
自己治癒力
あなたの身体が、本来持つ自己治癒力を最大限に活かすことです。

3. First Do No Harm
まず負担も害も与えない
必要最低限のケアアドバイスを提供し、負担を与えない、安全な方法を選択します。

5. Prevention is the Best Cure
予防が最善のケア
病気の予防と、肉体的に精神的に健康である状態「ウェルネス」の維持と促進。

2. Find and Treat the Causes
根本原因を見極める
不調の根本を探求しアプローチすることを重視します。症状を一時的に抑えるのではなく、根本的な原因を見つけ出し自己治癒力の働きを妨げているものを取り除きます。

4. Treat the Whole Person
人全体を捉え、ケアする
身体、心、精神、社会、環境などを考慮した「全体的な健康(ホリスティックヘルス)」を重要視します。それを理解した上で、ホリスティックにケアにあたります。

6. Doctor as Teacher
医者でなく、教育者であること
単にアドバイスを提供するのではなく、クライアント自身が健康管理できるように指導する役割を担います。栄養、ライフスタイル、ストレス管理などの知識を提供し、健康的な生活習慣をサポートします。
慣れてしまった「その不調」、一人で抱え込んでい ませんか?
私たちは、身体に現れた不調を、つい一つの症状として捉えがちです。
お腹の張りなら「腸の問題」
眠れないなら「睡眠の問題」
疲れやすいなら「疲労の問題」
肌荒れなら「肌の問題」
けれど、ホリスティック栄養では、その症状だけを切り取って考えることはしません。
身体の状態だけでなく、食事や栄養、睡眠、生活習慣、ストレス、心の状態、環境、
そしてこれまでの歩み。
そうしたさまざまな要素が、互いにどのようにつながっているのかを見ていきます。
「この症状には、これ」ではなく、
「この人の身体では、何が起きているのか」。
それを考えることが、ホリスティック栄養の視点です。
例えば、こんな不調も。
「私の体質だから」
「年齢のせいだから」
「いろいろ試したけれど、もう何をすればいいのか分からない」
そんなふうに、いつの間にか受け入れてしまっている不調はありませんか?
いつの間にか、それが「当たり前」になっていませんか?
そして、
一見すると別々に見えるこれらの状態も、身体の中ではつながっていることがあります。
だからこそ、
症状だけを見るのではなく、その人全体を見る。
これがホリスティック栄養の考え方です。